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アンチスピリチュアルメモ

1.「スピリチュアリズムの倫理と資本主義の精神」

スピリチュアル派は予想以上にたくさんいるようだけど、その中で、「来世」があるからといって、それがたとえば(超将来["生まれ変わった"後]の自分のために)地球温暖化を防ぐだとか木をたくさん植えるという方向には、少なくとも大規模な動きとしては向かっていない。
もちろん、個人レベルでスピリチュアルを信奉しながら環境問題に関心がある人もたくさんいるだろうけど、それはぼくらのような非スピリチュアル派でも、たとえば「不都合な真実」を見てちょっとエコについて考え出すのと同じこと。スピリチュアルの流れとして向かっているわけではない。

たとえば江原が砂漠の緑化を呼びかけるとか、排気ガスをどうにかしようとか言うことは、もちろん、ない(ひょっとしたらメディアがそれを報じないだけかもしれないけど)。言えば結構影響あると思うんだけど。

そもそも現代日本のスピリチュアルに関して言えば、それも当然のことで。
何度か書いたように(たぶん)、端的に言えば現世利益の肯定や自分(だけ)の成長だか進化だかを目的とした江原的スピリチュアリズムにおいて、実は未来の地球だとか子供たちの未来は、あまり重要ではない。
前述のように、スピリチュアルと並行して、エコな感覚を持ちうる人はいると思う。しかしそれはそれ。カレーを好きな人がラーメンも好き、というのと同じこと。カレー屋がラーメンを出すわけではない(カレーラーメンは関係ない)。いや、たとえが悪い。カレーを好きな人がガンダムを好きなのと同じこと。みたいな。全然つながってないんだ。

一般的スピリチュアルが、それを心のよりどころにする人たちに対して呼びかけるのは、大抵の場合お金だとかハッピーライフだとか、現世における救いだとか癒しだとか。

ひょっとしたら、(スピリチュアル派の言説ではないけれど)ぼくは「目に見える部分」しか気付いていないだけで、つまり本屋のそういう一角の目につく部分だとか、テレビの偶然見た時間帯だとか、ちょっとしたネット上の情報だけで考えているのかもしれない。「目に見えないもの」…というとスピリチュアル派はすぐに霊だとかなんだとか言うけど、そうではなく、単に目につかない部分、目を見開いていても見えてこない部分(本屋の棚の下の引き出しの中に眠っている本だとか江原の出ない時間のテレビとか)では、実は世界規模なスピリチュアル的環境対策が進行しているのかもしれない。あるいは、実は世界的環境保護団体がその思想の根底に江原的スピリチュアリズムを隠しているかもしれない。ただそれを表に出すとみんなひいちゃうから言わないだけで。それなら謝る。

まあ、たぶんそれはないけど。

現世利益・個人救済がすべての彼らの活動に未来はない。
あ、いや、先行きという意味の未来はまだ長いと思うけど、「未来」の地球という視点はあんまりない。

と、環境の話はただの前ふりで。

では、現世での幸福の追求を肯定してくれるスピリチュアル派の流れ(それが、単に江原信者やスピリチュアル派だけの問題ではなく、非スピリチュアル人やアンチを自称するぼくのような者にとっても共通の感覚をもとにしていることは今更言うまでもない。つまりスピリチュアルに象徴される、現代感覚というもの)が、セカイに関する考え方だとか、経済活動であったり、もちろんさっきの環境問題であったり、世界平和であったり、あるいは道ばたのおじさんのたばこのポイ捨てであったり、憲法改正であったり、意外と小さなことから大きなことまで、何か別の流れに向かう「現代」の考え方に結びついているのではないか。
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」的な意味であったりそうでなかったり。よくおぼえてないけど。なんかそんな感じで。


突然環境の話に戻るけど、とはいえ、未来の地球をよりよく、というのは、本当に転生の概念があるのなら、ものすごく利己的な部分からの発想としてでも出て来るものだけど、でも出ない。
単にアリとキリギリスのキリギリス的すぎるのか、あるいは、信者たちも、信者と呼ばれてはいても、実はそこまで現実感やリアルさを持っていない、求めていないのか。後者の可能性は高い(あ、前者の可能性ももちろん高い)。
安易な救いという意味でもそうだし、転生的な考え方が一般的に根付いた理由を見てもそう。

そうなると、やはり、今のスピリチュアリズムをカルト的に見るのはちょっと間違っている気はする。
(↑これは肯定するって意味じゃないですよ。)

2.スピリチュアリズムとセカイ系

セカイ系とスピリチュアル派的感覚についてのメモは何回か書いたけど、今度きちんとそこを見直さないと。読み返したら本当にただのメモだった。

たぶんそれって、上で書いたようなものともつながってくると思う。
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