上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この世には二種類の人間がいる。○○が好きな人間と、○○が好きではない人間だ。

…みたいな言い回しをここ数年時折見かけます。
ここ数年というか、最初に違和感を感じたのが7~8年前で、そこで違和感スイッチが入ったから気づきやすくなっただけのことで、本当はもっとずっと前からあるのだろうけど。

もちろん、「二種類の人間がいる」部分はべつにどうでもいいんですが。
(二種類の…とか言ってると、大したこと言ってなくても、いかにも名言っぽいですね…)

ただ、それに続く部分が、たとえば
「カレーが好きな人間と、ラーメンが好きな人間だ」
くらいの二本柱を立ててくれるのならよいのだけど、そうではなく、
「カレーを好きな人間と、カレーが好きではない人間だ」
みたいな、そりゃ、好きかそうじゃないかで区切ったら、当然二つに分けられちゃうよ!的な、当たり前の事しか言っていないのに、もっともらしいことを言っているかのように得意げになっている人が、結構多い。

「この世にカレーが嫌いな人間などいないだろう」みたいな、自分勝手な決め付けも困ったものではあるのだけど、「人間には二種類いて、それはカレーを好きな人間と、カレーが好きではない人間だ」になると、それって、結局何も言ってませんからね。

もちろん「カレー?う~ん、そうね~取り立てて好きでもないんだけど…あ、いえね、嫌いってわけじゃないのよ。食べる時には食べるし。ただね、そう、最近はカレーの気分じゃないっていうか~…もちろん出てきたら食べるんだけどね~…」的な層を、敢えて無視したり、あるいは好きではない側に押し込んだりして、全人類を強引に二分化してしまうその強気さにポイントがあるというのであれば、もう何も言いませんが。

ちなみに、カレーの例でいえば、そもそもカレーを知らない民族とかも二分化しちゃう、その平和なグローバル感覚もすごいです。


まあ、こういう賢く見えて実は全然賢くない言い回しというのは少なからずあります。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kaizyugakusei.blog35.fc2.com/tb.php/122-912c1f05
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。