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先日安っぽいコーヒー屋でコーヒーを飲んでいたときに、聞こえてきた隣の客の会話があまりにも印象的だったのでちょっと思い出しながら書いてみる(べつに盗み聞きが趣味ではないけど、あまりに興味深かったので途中から聞き耳をたてるのがメインになりました)。

・隣の客は女性二人(ぼくよりいくらか年上、いや、結構年上。お姉さんというには厳しいけど、おばさんと呼ぶのは失礼な程度)。
・一人はまったく本を読まないらしい。
・もう一人も聞いた感じだとあまり本を読まない感じ(だけど両者を比較すれば、あくまで比較的本を読んでいる方なので、読んでいない方に本の話をしているけど、まあ、ダヴィンチコードが面白かったとか、その人の母親[本人ではなく]が東京タワーに感動でしていたとかその程度)。
・本を読まない方の人は漫画も全然読まないらしい。
・読むなら漫画喫茶か、でも読むのがそもそも遅くて元が取れないから、漫画が揃っている友達の家に行ったら読むかもしれないらしい。
・比較的読む方も似たような状況らしい。
・そもそも本やマンガを買うという発想はないらしい(身なりは貧しくないのでお金がないわけではないらしい)。
・全く読まない方は雑誌も読まないらしい(比較的読む方も年相応のファッション誌程度)。
・全く読まない方は、でも新聞は読む、と、少し申し訳なさそうに言っていた。本当に読んでいるのかどうかはしらない。山積みになっているだけかもしれない。
・まったく読まない方は映画も見ないらしい。最近アンパンマンを見たのが3年ぶりの映画(おそらく映画館では、ということで、テレビやDVDでは見ているのでしょうが…)。ていうかアンパンマンを見たって、子供がいるってこと?
・で、彼女の原体験にあるのは「りぼん」。特にちびまる子ちゃん。そしてその原体験でどうやら止まっている(もう一人もほぼ同じ)。

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聞きながら思ったことを思い出しながら書き出してみる。

・文盲という人たちが世の中には実際にいるらしい
・本を読まないとバカになる。
・↑昔の人は、マンガばっかり読んで本を読まないと…と言っていた(たぶん)。でも、マンガでも読めばバカにはならない、と思っていたのだけど、本当にアレな人たちは、なるほど、マンガも読まないというのは本当だったのか。
・収入や住んでいる場所や着ている服がどうなのかは知らないのだけど、文化的に下流の人たちが、コンテンツにお金を出さないというのは、まさに現実のものとしてのっぴきならない状況にあるらしい。しかもそれは、べつに昨日今日はじまったことではなく、結構前から。
・ぼくがスピリチュアルについて昔書き始めたときに、それ(スピリチュアルとか前世とか)を求める心情の基盤にあるのは、自分の人生における「(あるはずだった)物語」の不在と、それを埋めるものとしての「前世」という「物語」ではないか、としたのだけど、とはいえ、そんな簡単に安易な物語にたぶらかされるものだろうか、という疑問も実はあった。でも、なるほど、原体験がりぼんやなかよしでそのままオトナになったようなお嬢様方なら、安易な物語を何の疑問もなく受け入れることだって、大いにあるかもしれない。
・↑つまり本を読まないとバカになる。
・文化的に下流の人たちがコンテンツにお金を出さない、という点に関してもう一つ。
最近流行っていることになっているケータイ小説。なるほど、本を読まないオトナやそんなオトナ予備軍の若年層にとって、こんなにぴったりのものはないかもしれない。
脊髄反射的な安易な物語…がどうこうというのもそうだし、一円もコンテンツにお金を出さない(パケット定額くらいは出してるだろうけど)というのもそうだし、ただもう一つ、自分で忘れる前にメモしておきたいのだけど、ケータイ小説って、たとえば伏線らしい伏線とか設定するのがそもそも難しい。たぶん。それに、気になる箇所に思い当たるようなことがあったとき、(戻り読みはいけないって昔国語の先生は言っていたけど理由は知らない)気軽に読み返すことがなかなかできないケータイ(電子ブックなんかもそうか)という形態は、実は意外と制約が大きい。でも、本もマンガも読まない読者層(書き手もか?)のおかげで、それでも成り立っていける状況。というか、安易なテキストと本を読まない読者の共鳴感応による文字文化堕落の螺旋。
・そうは言いつつも、実はブロードバンドやら常時接続やらが自分の部屋に来て以来、自分自身も驚くほど本を読む量が減っているんですよね。ほんとに。
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