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過去ログ掘り起こし。
アバレンジャー最終回の感想。

この頃はまだかなり意欲的に更新していた…。

アバレンジャーが示したもの。

(2004/2/8)

「らんる(=イエロー)、素敵な恋を見つけるプラ」
この最終回はすべてその一言につきたと言っても過言ではないでしょう。
前回に引き続きレッド・ブルーがロボで戦い、ブラック&マホロのラブラブカップルと、そのブラックに横恋慕するイエローが報われない想いを抱きながらも二人と共に肉弾戦を繰り広げたこのラストバトル。もちろんイエローの恋は叶うことなく、全てが終わった後で、ブラックはマホロや爆竜(メカ恐竜)たちとともに、アナザーアースへと帰還してしまいます。
そこでイエローに送られたのが、冒頭の言葉でした。

全シリーズを通して、ほのかに見え隠れしていたイエローのブラックへの恋。
それは、当初敵幹部ジャンヌとしてアバレンジャーたちと対立していたマホロの、マホロ自身としての登場や、それと時を同じくして表舞台から消え、呪われた鎧とともに再びアバレンジャーの前にあらわれたブラックとの悲劇的な対立、あるいはそこからのアバレブラックとしての復活やさらに幾度かのマホロの転身など、幾多の出来事とともに、決して表立ったものではなかったものの、静かに、そして確かに、描かれ続けてきました。

そしてその静かな恋も、すべてがおさまるべきところへおさまることによって、アバレンジャーの戦いの終結と時を同じくして、終わりを告げたのでした。
その恋のあり方、それはまさに、武士沢光沢がかつて「平和乱れろ」という一言で示した、日本型ヒーローの存在価値と同様に、平和が乱れるほどに燃え上がり、平穏な日々の訪れとともに、その終わりを迎えるものであったのです。
アバレンジャー、その物語の根源は、イエローの想いにこそあったのかもしれません。

そしてこの最終回も終盤に至り。
アバレンジャーがかつて根城としていたカレー屋での同窓会。偶然そこに訪れた、アバレキラーやリジュエル、そしてアバレブラックやマホロたち、かつてともに戦い、あるいは対立した戦士たち…のそっくりさんとともに開かれたその鍋パーティにおいて、キラー×リジュエル、ブラック×マホロ(その間には二人の子供としてのリジェ)、そしてブルー×エミポン(メガネ)、レッド×舞ちゃん、スケさん(奥村公延さん )×横田さん、という何組ものラブラブカップルに囲まれたイエロー。
そこでついにイエローは、かつては敵として対立しながらもアバレキラーの虜となり、その陽気な仮面の下で人間と怪人の狭間で苦悩を続けたものの、遂に「ワニはこっちが好きになっちゃったんだーい」とまで言い放ちこの地球に残ることを決意した怪人ヤツデンワニの、シリーズ後半から延々と語り続けられたもののイエロー自身は黙殺してきた、「ワニは、らんるちゃん一筋です」という彼女への恋心に応えることを決意したのでした。
そう、ついに、素敵な恋を彼女は見つけました。

そしてそこには、『仮面ライダーファイズ』においても描かれ得なかった、人と人にあらざる者、その異者の間での葛藤が心底取り払われた異者理解があったのです。
たとえば、『カーレンジャー』のラストとかでも怪人(ボーゾック)が地球でバイトしてたりはした気がするんですけど、それはあくまでも共存共栄の可能性でしかなく、今回のイエロー×ヤツデンワニというカップルの誕生のような、人間と、あからさまな怪人とのアレは、獣姦モノのビデオでも見ないことには…。

アバレ続けたその果てには、かつてどんなヒーローも到達できなかった世界が広がっていたのでした。

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最終回の地上戦の舞台は、うちの近所(徒歩五分)でした。

その側でロボ戦もあったと考えるなら(実際はあんなに高いビルがたくさんはないけど)、ラストの地下に潜るシーンは意外とリアリティがあったかもしれません。
ま、どうでもいい話です。

ということで、アバレンジャーとても面白かったんですが、レッドの叫ぶシーンとか、前頭葉のあたりに穴を開けてそこからしゃべっているような偽善者っぽいしゃべり方になるシーンは、一年を通してどうにも好きになれなかった気もします。
ま、どうでもいい話です。
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