上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
過去ログ掘り起こし。
ウルトラマンコスモスについての二、三の事柄。
ぼくたちは、ピンチになればウルトラマンが来てくれることを知っている。

(2002/06/25)

「いつもウルトラマンコスモスを応援してくれてありがとう。ムサシが急に番組に出られなくなった。彼がいつまたみんなの前に姿をみせることができるようになるのか私にもわからない。」

そんなコスモスのおためごかしから始まった『ウルトラマンコスモス特別総集編1』(ムサシ隊員:杉浦太陽=逮捕)。

やむをえない事情(杉浦メンバー逮捕)により主人公ムサシの登場しないこの総集編が、ムサシの主観を徹底的に廃すことにより、人間の戦いが、ぎりぎりまでがんばって、ぎりぎりまでふんばって、どうにもこうにもどうにもならない、そんな時にウルトラマンという光の巨人が現れた、その瞬間の神々しさを、これまでのシリーズが決して描くことのできなかった視点から描くことができるのではないだろうか。そして、それはウルトラマンというこのシリーズを根本から揺るがすことになるかもしれない。そう、世界の終末の中で、最後の最後にあらわれたウルトラマンが、誰もが光になれると、そう教えてくれた『ウルトラマンティガ』の最終章すら霞むほどに。
そんな期待を胸に、この放送を心待ちにしていた。

が。

しかし、そこに描かれたウルトラマンは、ただ都合のいい時に現れてくれる大きな気のいいおひとよしの域を脱し切れていなかったのではないだろうか。
あまりにあっさりとした登場シーン、登場後いきなりのモードチェンジ。
あるいは、コスモス登場後は傍観者に徹し、カオスウルトラマンがひとまずやられかけた段階では、やったー、と歓声をあげるだけの隊員たち。隊長に至っては、カオスウルトラマンのモードチェンジを見て何を根拠に思ったのかカオスヘッダー最大の侵略などとほざく。果ては、コスモス立つんだ立ってくれ、コスモスがんばってー、などと、完全に応援団のチームEYES。まあ、そんな応援くらいじゃ、負けるのも当然。

さらにウルトラマンコスモス対カオスウルトラマンカラミティ第二戦では、ぼこぼこにされるウルトラマンコスモスが、ドイガキ隊員たちのつくったカオスキメラに救われる結果となる。
と言っても、人間とウルトラマン、そして怪獣が共闘して破滅に立ち向かった『ウルトラマンガイア』最終章のような物語がそこにあったわけではない。ただ都合よく薬ができたから、やっちゃっただけ。ひょっとしたら『ウルトラマン』最終回のゼットン戦へのオマージュだったのかもしれないが。
もし、これが人間もやればできるんだよ、さあみんなもがんばろう、みたいなつもりでやったんだったら、それははっきり言って失敗。なんだ結局なるようになるじゃん。それだけ。

時間的制約も、そこにあったのはわかる。とにかく時間と予算のかかっているシーンをムダにはしたくなかったのかもしれない。映像的にはかなりかっこよかったと、思う。
さらに、メインの視聴者たる子供達にとっては、全編通してのウルトラマン対ウルトラマンのファイトというのは、最高のものだったかもしれない。
だが、そこには、ウルトラマンコスモスが限界まで消耗したその根源たる「怪獣保護」の意志などなく、単にカオスヘッダーが送り込んだニセウルトラマンとの戦い、しかも、その中に、たとえばウルトラマンとニセウルトラマンダイナのような、あるいはティガとイーヴルティガのようなドラマがあったわけでもない。



ただ、ぼくたちは、ピンチになればウルトラマンが来てくれることを知っている。
隊長がぼろぼろの体で無茶をしようと、到底かないっこない無謀な肉弾戦をしようと、絶対ウルトラマンが助けに来て敵を倒してくれることを知っている。
結局、今回の特別総集編は、そういう視点、どうせウルトラマンがきてなんとかしてくれるさ、という、甘ったれた感覚を再確認させてくれただけだったのかもしれない。
もう、そんなことは『ウルトラマン』でとっくにイデ隊員がやってくれていたが。

それから、そういう甘ったれたサブキャラ視点では、もうどうにもこうにもならないということもよくわかった。主人公の自らの中での戦いでもやらなきゃ、ウルトラマンなんてもう見てらんない。

まあ、今回の一番の(あるいは唯一の)功労者はドイガキ(メガネデブ)ということで異論ないと思います。

-----

うーん、どうも歯切れがないな、今日のは…。
というか、この特別総集編というのがどうにも歯切れが悪くてどうしようも……。
いろんな意味で中途半端だったんですな。かなり煮え切らない。次回はなんとかなってるといいと思います。
あと、P87ポイントってのがM78を想起させてくれればさらにいいと思います。
以上。




おまけ(総集編後編の感想・6/30)

『ウルトラマンコスモス特別総集編その2』が、放映されましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
おそらく、御覧になったみなさん、テレビの前で一様に放心されたことかと存じます。

なんじゃ、こりゃー!と。

仕方ない理由(杉浦太陽メンバー逮捕)があるとはいえ、いきなりの変身からの戦闘シーン。まあ、それはよしとしましょう。バージョンチェンジのやりかたは、むしろいつものちゃちなのよりいくらかましでしたしね。CGのアレ具合はちょっとどうかと思いましたが、まあそれは毎度のこと。カオスヘッダーの存在意義についてあれ以上深く語れなかったのも、秩序をもたらす云々とか言いつつどっからどう見ても悪役な映像とかしゃべり方とか、まあそういうのも時間の都合とかいろいろあったせいで昇華できなかっただけかもしれません。

そんなことより、なんですか、あの解決の仕方は…。

優しさで怪獣を保護するのは、たしかにコスモスのテーマだったかもしれませんが…。いくらなんでも、あれはないだろう、って。

結局あのなんでもあり癒し光線ですべてなし崩し的に片付けちゃいましたね。

どうにもこうにも…。すいませんやっぱあまりにもあれだったんで、詳細はそのうちアップします(たぶん)。

「また、きっとあえる
ウルトラマンコスモスに。
そして、隊員たちにも・・・・・。」

最後のテロップもちょっと情けなかったです。

あと、円谷オフィシャルの掲示板、泣いたとか言ってるやつがいるんですが。まじですか…。そんなことよりあの掲示板のあまりの書き込みの少なさにもびっくりですが。オフィシャルのくせに。(怪獣_学生オフィシャルBBSはいつでも閑古鳥がないています。)

あと、一応登場シーンカットの太陽メンバーの姿も見られました。
太陽メンバーの雄姿
2ちゃんのどっかのスレから拾ってきました。
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kaizyugakusei.blog35.fc2.com/tb.php/22-3dc026ff
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。