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24日(土)はようやく今月の歌舞伎座(昼)。

今回は久々に3階ということで、突然何を心細く思ったのか、朝からヨドバシアキバに寄り双眼鏡を買って東銀座へ(なんと便利な交通機関の接続)。

座ってみると、記憶よりも距離が近くて双眼鏡を買ってきたことを後悔もしたのだけど、やっぱりあるとないとでは全然違う。

表情はおろか着物の柄の一つ一つの模様から、汗、髪の毛、爪の形まで鮮明に。何故これまで双眼鏡(というかオペラグラス)に手を出さなかったのかと、自らの至らなさを悔いるばかりだけど、それはさておき。

いや、ずっと前からヨドバシの双眼鏡売り場には長々と佇んでいたんですけどね。
メガネなのでなかなか合わないのと、合っても大きさや値段や何やらで悩み続けて買わずじまい。結局、アイレリーフ(レンズから目までの距離)を取って、野暮ったくて大きく重いもの(でもそんなに高くない)を買ってしまいましたが。

以下感想とか。
=====
・祝初春式三番叟
なんかめでたい踊り。
無学なぼくにはよくわからないので目を開けているだけで精一杯だお。

・俊寛
有名な俊寛。幸四郎。
まあ、ご存知の展開です。

平家全盛期に島流しにあったズッコケ3人組がすったもんだの末帰ることになったんだけど、なんだかんだで俊寛(坊さん)だけ残っちゃった☆…みたいなお話。

小5か小6の頃、平家物語を小学生向けにビジュアル満載でまとめた本で見た際に、そのビジュアルの中で唯一鮮明に脳裏に残り続けたイメージが実は歌舞伎の俊寛のラストシーンの写真で、今にして思えば、まさか、こう何度もそのシーンを生で見る事になるとは、と。

それはさておき双眼鏡で見ていると、継ぎをあてたぼろを着ているように見えて、実はものすごくお高そうな生地の組み合わせで、キュンキュンしちゃうわ。

・十六夜清心
有名な十六夜清心。見るのははじめて。
いやー、面白い面白い。

エロ坊主が綺麗なお姉さんと仲良くなっちゃって(孕ませた)、寺を追い出されて彼女と川に飛び込んだけど泳げたので助かっちゃって(お姉さんも別件で助かっておる)、今度こそ死のうと思ったけど、なんだかんだで思い直して(人も殺して)ジャイアニズム(「人の物は我が物と…」)に目覚めてしまう、みたいなお話。

ジャイアニズムに目覚める瞬間がすばらしい。
いやー、しかしあの表情、双眼鏡がなかったらよくわからなかった。双眼鏡最強伝説がはじまった(今頃)。

・鷺娘
有名な鷺娘。
神すぎるとか、何かが降臨したとか、もう、そんな言葉を並べても意味が無い。ので何も書きたくない。けど、こう、たとえば傘がふわっとなる瞬間に見ているこちらの身体感覚まで、ふわっと浮いて高いところから落ちるような軽い浮遊感を感じてしまう不思議な感情移入の正体は一体何なのか。見ているだけなのに。
こういう、よくわからないけどなんだかすごい、というものをたまには見ていないと、何かが鈍る気がして仕方なかったので、とてもいいものを見ることができてよかった。



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