上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
過去ログ掘り起こし。

○仮面ライダー剣(22)の感想を抜粋。
○仮面ライダー剣(26)の感想を抜粋。

仮面ライダー剣の公共性について考え始めた頃の話。
ライダーたちの公共性。

2004/7/10(土)

○仮面ライダー剣(22)の感想を抜粋。

ライダーが戦う理由。
それはもっぱらごく個人的な部分に根差していたことが多かったのだけど、前々からここで書いてきたように、ブレイドという作品に登場するライダーは、私的な理由というよりも、むしろ公共性のために戦い続けている。その姿は、たとえばアギトやファイズのような異者理解への戦いとも根本的に違う、まさに新しいライダー。
今回、剣崎や橘さんは戦う理由があるじゃんでもオレにはないんだよ、とかなんとか迷っちゃった睦月に対し説かれるもの。それもやっぱり、公共性。

仮面ライダーSPIRITSだっけ、最近人気のライダー漫画があります。実はあまり読んでなかったんだけど、最近まとめて読む機会がありました。
その中で、暴れちゃってるゼクロスに対して、V3たちがなんと公共性を説いちゃってる。
昔は復讐のためにさんざん暴れちゃった旧ライダーたち。たぶんここで40回くらい言ってきたけど、個人的復讐だけでなく、毎回の構成にしてもだれかが被害をうけたところで代理復讐となる、それにより正義(というかその力の正当性)の看板を得てきたヒーロー。それこそライダーの系譜(系譜って言い方する人って最近ほんとに多いよね。もう系譜とかうんざりだけど今回敢えて使ってみた)であったはずです。
それを忘れたかのように、ライダーの力は公共性のためのものだと(実際はそういう言葉ではないにしても)語ってしまうかつての復讐者たち。まあ、そういう話を受けてゼクロスがどう振る舞うかは知らないけれど(今どんな話になってるのかも知らないし)、少なくとも最近のライダーの傾向の中に、確実に公共性の概念というのは浸透してきている。

それはもちろん平成ライダーにしてもそうで、オダギリジョー(クウガ)って、たしかみんなの笑顔のために戦っていましたよね。あの辺から確実に変化はあったのかもしれない。そうか、クウガ直系のライダーなのかな、ブレイドは。そういやクウガってどんな話だったっけ。

えーと、なんかもうどうでもよくなってきたけど、つまりあれですよ。睦月くんも、みんなの笑顔の中に公共性のために戦う価値を見出して、セイギのライダーを目指すみたいです。
みんなこれ見てもっと公共性を学んだらいいんじゃないかな、ほんとに。いや、あんまりほんとじゃないかも。なんかどうでもいい。つかれた。
ちゅーか、アメリカンヒーローみたいなものなのよね、公共性のために戦うとかいうのは。だれそれの復讐的な話ではなく、純粋に真実と正義とアメリカの理念のために戦う。あるいは日本のウルトラマンみたいな?そういやなんだかんだ言って一応怪獣を殺さないことが売りだったウルトラマンコスモスみたいに、ブレイドも怪人を殺さないものね。なんだかんだ言って怪獣を飼い殺しにしたコスモスみたいに、ブレイドも怪人を飼い殺しにするし。いや、だから共通点が云々って話じゃなくて。でも最近のそういう、殺さない、殺さないんだけど、ちょっとビミョー、みたいなうそっぽいラインは見逃せないと思う。

あ、あと、今仮面ライダーが参院選の投票呼びかけてるのね。まさに公共性の戦士なのね。うん、いや、いいと思いますよ。まさに最近のライダーの流れで。ちゅーか、これまでのライダーの流れってそのための布石?すごいな。




ぼくらの人類愛。

2004/7/30(金)

○仮面ライダー剣(26)の感想を抜粋

象が強かったり、でもやっぱりあっさり死んだり、睦月(レンゲル)が生意気だったり、あとシャンゼリオンのあの人が出てきたり、まあそのへんでガタガタやってた。
今までの流れだと、シャンゼリオンのあの人みたいなキャラは、すぐに死んじゃうんですよね。たとえばレンゲルあたりにわざとやられてあげる感じで消えたりとか。どうでもいいけどはじめっからあんなおっさんアンデッドって誰でもわかってるのに、謎(あくまでもお話の中でのナゾで、みんなわかってるにも関わらず)のまま引っ張りすぎ。

以降、怒る人もいるかもしれないけど、話半分って感じで読んでください。あるいは別にもう読まなくていい。寝ぼけて書いているのでよくわからん。

「わかった…俺の体を動かすのは、義務とか使命なんかじゃない。そこにいる人を守りたいという、思い。そうだ、人を愛しているから俺は戦っているんだ」
そんなことを言いながら、剣崎くん(ブレイド)がパワーアップしました。その際に剣崎くんがあらためて見つめ直した彼の戦う意味。なんとそれは人類愛!
ちょっとだけ感想系とか見た感じだと、これって、どうも好意的にうけとめている人が多いらしい。
だけど、ちょっと待った。お前ら本当にそれがヒーローだと思ってるの?

前々から言っていたように、今まで子供向けメディアが伝え切れなかった公共性、それをこのブレイドってやつは伝えようとしてくれているらしい。それが、使命とか義務を越えた人類愛という、公共心。その心意気はよし。たしかに、今までのヒーローものとか、あるいはアニメーションでもなんでもいいんだけど、そんなの見たって、年金は納めないしタバコはポイ捨てするし選挙には行かないし、まあ、ろくな人間は育たないことは、ぼくらそれを見て育った世代はよくわかっているはず(面白いか面白くないかは別にして)。ついでに今までの仮面ライダーとか変身ヒーローの戦う意味についてはこのサイトでも幾度となく触れてきたので敢えてまたはじめから語り直すつもりもないけれど、しかしライダーが、表向きはさておき本当に純粋に復讐の枠を超越して、人類愛のため、公共性のために戦いはじめたのは、実はごく最近のこと(スピリッツとか)。本来は、あまりにも私的な部分によるところが大きいのが彼らの戦いであり、それこそ龍騎のようなライダーたちによって、その部分はつきつめられてきた。

もちろん、ブレイドの戦う理由を、今までのライダーと違うからといって否定するつもりではありませんよ。もし否定するとしたら、その根源は、すごく私的な思い出話になるけど、昔「私たちは世のため人のためにやってるんだからね!」とか自分でいいながら募金活動していたおばさんの欺瞞っぽさへの嫌悪感から日本的なヒーローの本質(それは決して正義でも世のため人のためでもない)に共鳴した自分の心の傷がなぜかそのヒーローらしからぬ態度に疼くとか、あるいは、たとえばウルトラマンがたしかに人類を愛していたとしても、いちいち「ワタシハジンルイヲアイシテイルノダ」とか言ってきたらウザいしキモいじゃん、という胸糞の悪さ。
いや、まあ、それはたとえばの話で、べつに否定はしませんが。

たとえば、異者理解の云々をご覧になった方は気付かれたかもしれないけど、実はこのサイトって仮面ライダークウガの位置づけがかなり宙ぶらりんというか、ほとんど触れていないんですよ。みんなの笑顔のために云々とか言われても、うーん、ぼくちん困っちゃうなあ、って感じで。だけどここにきて、クウガの戦う理由をさらに過剰に主張しているようなやつがあらわれた。
少なくとも、仮面ライダーというシリーズを見ていくもう一つの軸として、公共性を持ったヒーローあるいは人類を真顔で愛しているヒーロー像というのが誕生したことは間違いない。

と、まあそういうオレっち的にどうなのかという部分はさておき、少なくとも人類を愛するがゆえに、という理由を裏表なく大上段にかまえて(大冗談ではなく)戦うヒーローっていうのは、変身ヒーローとしては実は希有であり、本当にものすごい冒険だったと思うし、まともに仮面ライダーの物語を継承していこうというのなら、常識的に考えられないものでありました。ごくまれにヒーローものなんて見ないやつが作るパロディヒーローくらですよ、そんな真顔で人類愛を謳うなんて。だけど、もちろんいくら今まで貶されていたって、正式に仮面ライダーの名を冠したお話ですからね、ブレイドは。間違ってもとんでもないダメヒーロー物語になるなんてことはなく、新しい日本のヒーロー像を見せてくれるはずです、よね。まさか最後までインチキヒーローってことはないよね?

まあ、実際ブレイドはどうでもいいんだけど、今回ちょっと気になったのは、冒頭でも少し触れたこの展開を何の迷いも無くヒーローのあるべき姿として肯定する人たち。おい、お前ら、今まで何を見てきたんですか、と問いたい。お前らが好きなヒーローの誰にブレイドほどの公共性がありましたか。たとえば伝統的アメリカンヒーローにしても、そこにあるのは今回思いっきり否定された義務とか使命感でしょうが。アメリカの理念のために戦う誰かさんのようにアメリカ市民としての義務であったり、おじさんの言葉を守る誰かさんのように大きな力を持った者の義務・使命であったり。義務・使命の存在を否定するわけにはいかない。しかしブレイドは、義務でも使命でもない、人類愛。ああ、まあ伝統的じゃないアメリカンヒーローとかにはあるのかな、よく知らんけど。いや、まあ、そもそも義務・使命のために戦うのも公共性だろうけどさ。

ちゅーか、まあ、あれですよ、お前らにお似合いのヒーローはこれでしょう。

投票ライダー
公共心に溢れたぼくらのヒーローです。
もちろん投票はしましたよね?
関連記事
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://kaizyugakusei.blog35.fc2.com/tb.php/23-1b3eaaae
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。