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過去ログ掘り起こし。

つっこみどころの話。

つっこみどころ。

(2002/12/24)

わりと昔、たぶんぼくが小学生か中学生の頃かな、昔の怪獣映画なんかを、まあそりゃ大した作品でもないわけですけど、その細部なんかをとりあげてみんなで鼻で笑うという姿勢がはやったような気がします。よくわかんないけど、それが自称頭のいい人のハイセンスな?スノッブな?見方だったから、まあ、せいぜいましな方でも、ウル研くらいのレベル…いや、むしろ最悪かな、これは。
あ、ひょっとしたらぼくもガキんちょなりに、そのまねごとしてたかもしれません。よくおぼえてないけど。

まあね、ああいう時代だったから、ほら、ワンレンボディコンギャルがみんなで夜中にボジョレー飲んで、日本に生まれてしあわせー、とか言ってたような社会だったから、そんなおかしな知性のほとばしりのカタチがあったのもしょうがないでしょう。いや、時代が悪い社会が悪いとか言ってるんじゃなくてね。まあ、お似合いさって。ウル研なんかが売れたりね。今あんな本出たとして売れるのかな…。

だけど実際、昔の話はどうでもいい。
ただ、そんなかつてのねじ曲がった知性の落とし子たちが、実はまだうじゃうじゃと、この世界にははびこっているわけで。

お前らな、今どきシャンゼリオン見てつっこみどころ満載とか言って無理して乾いた笑い声出してんじゃないよ。「オレはこういうつっこみどころ満載の番組を見て腹から笑い飛ばせるような知性のほとばしりを持ち得た頭脳明晰ないけてるヤングだぜ(ヤングだぜ、はないだろうけどね)」って?
まあ、そういう人生も幸せとは思うよ、うん。空想科学なんたら、くらいの本をかじって得意気に受け売りまくってみるとかね(こういう人って出典は伏せてる場合が多い、でしょ)。これトンデモだよー、とかトンデモ本の世界なんかを曲解して語ったりね(一応今回の文章ででてきた本の中で、他の二つと違ってこのシリーズは、嫌いじゃないですが。ただ、読者層的にちょっと、ね。まあ、ウル研・空想なんとか読本もだけど、いろいろ思うところはあるけど、それはまた別の機会とします)。

それにしてもつっこみどころって便利な言葉ですよね。
なんかわかんないけどとりあえず「つっこみどころ満載!」なんて言っとけば、つっこみどころ信仰を持つ人たちの間では、「オレ、あたまいいんだぜ」と同義語になりますからね。
まあ、そのムラの中では、みんな、オレがオレが…、って「オレ、頭いい。」的な主張がうずまいているわけで。せっかく、先生!つっこみどころみつけました!って主張しても、どれだけお互いの中で届いているのかはわからないわけで。結局それぞれがそうやって仮想的に高い位置から見下そうと思いつっこみどころを主張し、それを他のやつはもっと仮想的高みから見下そうと思いつっこみどころを希求し、そうするとあたかも高みへ高みへと切磋琢磨しあうようだけど、事実は単に足を引っ張りあっているだけなわけで。…なんだか論点がずれてきたわけで。

話を戻すと、そうやってせっかくつっこんだつもりでも、(賢明なみなさんなら日々そういう人を見て感じてるでしょうけど)実際は全然つっこみきれてなんかいない。言ってみれば、つっこんだと自分では思いこんでるけど、その前になんか白いどろどろしたのが出ちゃった、って感じね。そう、つっこみ村の住人は、みんなめっちゃ早漏だったんですね。でも、ほんとは自分でもそれがわかってるんだけど、おれはつっこんだよおれはつっこんだよおれは…と強迫観念的に思いこもうとする。そうやって、やけに乾いた笑い声がひびくわけです。痛々しい。

そんな知性のほとばしり、ぼくはいらない。

とか思ってたら、とても頭の悪いことに、こんな一般受けしないサイトを運営していたよ、ぼくは。というお話。ふつーに、龍騎つっこみどころいっぱーい、あははははは、なんて書いてりゃ、よかったかもしれないのにね。うちみたいに特撮なんかに関わるよりは、つっこみどころ探した方がはるかに賢いね、うん。人として。

にしても、今日はいつにもましてありきたりな展開だったな。もうつっこみどころ満載だよ。
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