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先々週のことだけど、「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」をようやく見てきた。
●みんなが大好きなメタ
冒頭から戦って倒したライダーのカード(ガンバライド)を後生大事に見ているディケイド(士)の姿はどう見ても「おまいら」(2ちゃんねる的な意味で)そのものだと思っていたら、ディケイドが***後で(一応伏せておく)、キバの人が出てきて"ほっといたらライダーのおもちゃが売れなくなるけどディケイドのおかげでまたたくさん売れてウハウハなんだ"という正直な表現が。
さらに、「ディケイドに物語はありません」とも。

べつにバンダイ批判とかじゃなくて(ちょっと皮肉っぽかったり自虐的かもしれないけど)、当たり前のことを当たり前に言っていた。

でも、実はそれって、番組が始まった頃はみんなわかっていたはずですよね。

ぼく自身、テレビでディケイドの放送が始まった頃は
「あれはただのお祭りっすよ。おもちゃ売るだけっすよ」
とか言っていたのに(大抵の人は同じように言っていたのでは?)、下手に番組が面白かったためにうっかり物語を期待してしまっていた。

だけどあらためて言われてみれば、ああ、たしかにそうだった…と、ようやく思い出す。

そして、そこに気付くと、
「ああ、"遺影フォーム"って、まさに遺影だったんだ。そうだそうだ遺影でよかったんだ。あれでばっちりだったんだ」
とこれまた気付かされてしまう。

これに限らず、先日の白倉プロデューサーインタビュー(サイゾー)もだけど、目の前にずっと正解があったはずで、しかもそれをずっと見ていたはずなのにまったく気付いていなかったことを指摘されたり種明かしされたりすることの、この気持ちよさ。爽快感。

ずっと下を見て歩いていた時に、上を見れば青い空が広がっていることを指摘され見上げた瞬間の爽快感もこんな感じでしょうか(誰もそんなこと指摘してくれないのでわかりませんが)。

ただ、ごく当たり前のことをわかりやすく言い過ぎているような気がして、もっと裏に何かあるような気がしてならないけど、いつかそれに気付く日がくればそれはそれで気持ちよく納得できるのかもしれない。

※http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1259528478/  ←こういうスレなんかを見ていると、かたくなに批判しようとしすぎて、そんな種明かしを提示されてもそのタネすら見えないという不幸のループに陥っている人がたくさんいるようですが。

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ちなみに、客の少ない平日の昼間だったけど、同時に見ていた男女2人組や男男2人組は「いみわかんなーいゆるせないーい」(バカ)だの「また放り投げやがったなw」「伏線また回収できてないなww」(偏狭なオタクにありがちなセリフ)だの、じゃあ、もう家に帰って絵本でも読んでなさいと言いたくなるようなことを帰りのエレベーターの中でぶつぶつ言っていて、たしかにそういう感想しか持てないんだったら、映画を観るのに払ったお金と時間に見合ったものを回収できていないわけで、そいつらには「高い映画」になったかもしれない。

でも、それはそいつらの責任で、映画を作った側には何の問題も無い。

ディケイドに限らず作品が理解できなかった・面白くなかった等の理由で「金返せ」なんて広言したり、ブログや掲示板に書いている人を見かけることは少なくないけど(特にネットが普及してから)、本当に作品がクソなのか、それとも自分がクソなのかは、きっと自分にはわからないし、特にクソな人間には自分がクソという概念すら見えないので要注意。

下手すると金すら払っていない無料のコンテンツに対して「もっとオレらがわかるようにしろ」「オレらが思っているのと違った!謝罪しろ!」とかバカなことを言う輩もいるわけですけどね。

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ちなみにこの劇場版に関しては、去年の日記で

劇場版ディケイドはまだ見ていないし、まったく情報も入れていない(というか面白いくらい入ってこない)ので、勝手に妄想を膨らませているのですが、ひょっとしたら、「ディケイド」が持っていた、ひいては仮面ライダーというシリーズが持ち得ていた円環構造(あるいは永劫回帰の万華鏡、あるいはその終わらなさ)をぶち壊す何かを表明しているのではないか!?と、勝手に思いついてしまったけど実際はどうなんでしょうか。早く見たいわ(むしろ見ないほうがいいかもしれない!?)。

と書いていたぼくですが、まったく逆だった。

最初はまさに円環構造(あるいは万華鏡)を壊すのか?と思ったけどそれどころかディケイドは万華鏡を回し続ける狂言回しだった!
止まりかけた万華鏡の回転をふたたび回しはじめた存在がディケイドだった!
そしてそれは上の方で書いたのと同じく、テレビの段階から見えていたはずなのに、映画で言われてやっと思い当たってしまった。

これは、仮面ライダー…ひいては日本的なヒーローのありかた(アメコミと対比した場合などのそれ)や存在意義の全肯定だったのかもしれない。
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