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過去ログ掘り起こし。

なんか恥ずかしいことを言っている頃のこと。

お国を愛せよ。あるいは絶対愛するな。

(2003/08/12)

さっきテレビ見てたら愛国心教育が云々とかやってた(たけしとか出てるやつ)。
国って言葉が出てきた時点で、左からも右からも愛国心って方向になっちまうのはしょうがない、けど、そういういろんなものが過剰なお話じゃなくって、とりあえずほんの少しの文化とか歴史くらいは踏まえとかないとな、って思う。

特撮とかオタク文化の話がメイン(一応ね)のサイトなんかやっている身でこういうこと言うのもなんだけど、ある程度の文化(伝統文化的な意味での)だとかそのへんのものを、ろくに踏まえてもいないような状態で、アメリカ漬け(べつにアメリカに限定してるわけじゃないよ)になったまま育ってしまったようなやつが大人になって、そこでようやく、ほんの少しだけナショナリズム的なもののカケラでも出てきてしまったら、もう、ほら、「アニメと漫画は日本が誇る最高の文化だ!」とか能天気に言うだけの愉快なアニキたちみたいになっちまう。もちろんアニメとか漫画は誇っていいけどさ。それだけかよ、みたいなね。それだけなんだろうけどさ、オタク兄貴たちには。まあ、高一くらいまではぼくもそんな感じでした。
あるいは、ちょっと間違った方向にその素養が伸びてしまうと、「鳥肌実サイコー!」なんて、なんとも微笑ましいことになったりな。うぜー。鳥肌はどうでもいいけど、「鳥肌好きなサブカル通の自分」のことが大好きなやつとかうぜー。
それくらいなら、むしろ永遠のヒップホップ育ちにでもなったほうがいくらかマシじゃないかしら?
まあ、そこまではいかなくても、お宝鑑定(いや、鑑定団は嫌いじゃないよ)が最高、というより唯一の文化基準みたいになったり、微妙になにかが足りないままのイメージだけが先行したりするのって、ちょっとおかしいんじゃなくって?
なんつーか、ちょっと間違った方向の、イロモノ的な似非日本文化みたいなものが大好きとか言うやつ、結構いるでしょ。

もちろん、君はこの国を守れるかとか、そういう次元の問題とはまったく関係なくて。
自分で壺の鑑定ができるようになれだとか、芸能花舞台を毎回標準録画で保存しろだとか、そういう、どっぷり漬かれってことを言ってるんでもなくて。
ぼくだって、それほど日本文化に詳しいわけじゃないし、専門的になにかを極めたわけでもない。せいぜい少しお茶とかかじった程度。
だから得意げにいろんなことが言えるわけでもないんだけど。せめてみんなが大好きなアメリカやフランスに行ったとき、お前の国はどんな国かって聞かれても恥を晒さないくらいに、かたちばかりのニセ居合い(ヒント:ナージャに出てくるだれかさん)みたいなうわべだけじゃなくって、ほんのかけらでもいいから伝えられたら、少し楽しいんじゃないかと思う。
みんな大好きな脱亜入欧の文化を知るのと同程度に、こっちのものも知っていたって悪くはないだろ。ろくに知りもしないで、その上にあぐらをかいて踏みつぶしているだけのやつが多すぎるんだよ。

そういうものを知った上で、好きになるか嫌いになるか、守るのか壊すのかは好きにすればいい。
とはいえ、どうやってそこまで育つのかっていったら難しい問題だけど。学校じゃ伝えられる先生もいないだろうし。今の「愛国心教育」云々見るだけでもむちゃくちゃだし。
ただ単に国を愛せよと教えるか決して国を愛するなと教えるか二つに一つみたいな現実は、マジ勘弁。どっちも踏みつぶしたいよ。

とにかく、はじめから何もないまま育ったぼくらの行き着く先が、ニセ国粋主義サブカルチャーか、ジブリアニメくらいしかない(あとはヒップホップ)ってのは、ちょっと寂しい。もちろんそれだけじゃないムーブメントみたいなものも最近はいろいろあるけど。
関係ないけどうめ吉かなり気になる。

べつに日本文化を体得して米帝に対抗せよって言ってるんじゃない。ただ「うほっ!いいアニメ!」だとか「ジャパニメーションこそ世界一ィィィ!」とか鼻息荒く厚顔無恥にならないようにしようよ、ってことは、これからもオタクカルチャーを消費していくつもりのこのサイトとして、一応踏まえておかないと。

ほんのこの程度の話でも右傾化って見るような左曲がりの人は、ジブリアニメでもワールドワイドに宣伝しててくれればいいし(あ、べつにジブリ嫌いじゃないよ。今度ジブリの森行ってきます。昨日がんばってチケットとったの)。

なんだか話が見えにくくなってしまったけど、まあ、おいおいこういう話もこのサイトですすめていくかもしれません。あるいはこれっきりかもしれませんが。

ぶっちゃけ、オタクカルチャーだけが日本文化の神髄とか無邪気に信じているやつとか暑苦しい(もちろんそういう方便もありだとはぼくも思うけど)。そういう意味で、コミケに火を放つというアイデアにはいくらか共感する部分もあります(※実際にやっちゃだめだよ)。
ちょっと極端な例かもしれないけど、特撮好きを幼児の頃から一度も、一時的にであれ卒業することなく、純粋培養されてきた特ヲタとか、救いがたい痛さなんだよね。

ちゅーかこうやって中途半端に語るとどうも歯切れ悪いし、誤解も多そうだ。
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