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僕の離婚バトル~仁義無き戦い~

というブログがヤフーで紹介されていて、なんとなく見たんですが、これがとても面白い。多少の経験談や、いろんなところか集めてきた事実に基づく情報も入っているんだろうけど、たぶん創作だろうし、本になることを考えて書いているのだとは思いますが、それはわかった上で読んでも、たしかに面白い。手に汗握る、とよく言いますが、実際にブログ読んでいて本当に手のひらに汗を書いたのはこれがはじめてです。6ヶ月分のログを一日で読んでしまうというのも我ながらびっくりです。

とはいえ。
(以下、ただの妄想と、そうだったらいいのにな、という願望日記になりますので、寛大な心と有り余る時間をお持ちの方以外にはおすすめできません。ほんとに。)
まとめて読んでいるとどうも気になることがあるというか、文章のスタイル(それはたとえば「…」ではなく「・・・」を使用し、特に文末にその「・・・」を多用し、やけに「・・・」を使用したモノローグが多いと同時に、さらにやたらと行間をあけ、記憶をたどりながら書いているわりにやたら細かい「セリフ」の描写の数々。あるいは、これがとても上手いと思うのだけど、続き物として見せた時の、その各回の続き方、というか、引っ張り方)が、どうも昔どこかで何度も読んだ文章に似ている気がする。

あれはたしか、まだブログなんて普及していなかった、「テキストサイト」の全盛期。テキストサイトのアクセス数稼ぎがどうとか言っていたあの頃。

そうだ、あれだ。塾講師の人だ。

堕落誌
のヒカル先生だ。たぶん。

たとえばこんな感じ。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~darakuZZ/L-ovestory14.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~darakuZZ/loveletter17.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~darakuZZ/yuka-04.htm
http://ameblo.jp/uchinokonikagitte/
どれが最新なのかわからんので新しそうなところから抜いてきたけど、まあ、どこでもいいのでどこかてきとーに見比べてみるといいと思います。


仮に、離婚ブログの人が上の塾の先生と同一(または非常に影響を受けているファンなのかもしれませんが)だと考えてみると、上で挙げた文章のスタイル以外にもいくつかの類似点や関連性が見えてくる気がします。

たとえば離婚ブログの人は、はじめてブログというのを知って書き始めたとかさんざん言っているわりに、当初からかなり巧みに、フォントがいじって(意図的に、時には改行と合わせてフォントを大きくしたりカラーを変えたりするようなこと)います。
最初は、今時フォントいじりかよ…と思いながら見ていたけれど、これはべつに今時になってはじめたわけじゃない、昔からの熟練の技だったんだ。昨日今日はじめたような人がフォントをいじりだすと、非常に読みづらいですからね。その点、塾の先生も、離婚の人も、フォント拡大のツボを心得ていてとても読みやすい。

あと、そういえば、塾の先生は、テキストサイト全盛時代、探偵ファイル(http://www.tanteifile.com/)の人とやけに仲が良かったような記憶があります。離婚ブログ全体が、もう探偵さんたちに蓄積された情報だけでこれだけのリアリティを持って構成できる(しかも離婚ブログのトランさんが言うように、「すべて本当の話」にもなりますね)であろうことは言うまでもない、というだけでなく、途中でなんだかベタな探偵の工作員みたいな女子が出てくるんですけど、これもたしか探偵ファイルで昔読んだ話のような気がするんですよね…。最初は探偵ファイルあたりからパクったネタかなー、それとも偶然かなー、それとも、あの探偵会社が介入してるのかなー、と思いながら読んでいたんですが、あらためて考えてみると……。記憶違いだったらすみません。
それに離婚ブログの探偵さんの部分、やけに詳しいし、探偵さんが他の客の話を漏らし過ぎだし。現在でも少なからずヒカル先生とつながりがあり、その情報源、ネタ元になっているのか、それとももっと根本的にこのブログにも関わっているのかは知りませんが。違ったらすみません。ぼくのこと消さないでください。

さらに、ランキングの使い方の巧妙さは、あの塾の先生のお家芸のようなもので、先生のやり方を模倣するサイトが後を絶たなかった(ぼくも一瞬真似しました)ほどでしたっけ。形は違えど、離婚ブログでも読者の心理の掌握からランキングを巧みに利用したこのスタイルには、共通する非凡なセンスを感じます。


とはいえ、べつに、だからいけないとか、フィクションで騙されたもう鬱だ死にたいとか言う話ではないんです。

途中から、ああ、これはもう…と思いながらも、やっぱりドキドキしながら読んだし、続きのあと数回(こういう引っ張り方も見覚えがあります)も非常に気になります。早く続きが読みたい。塾の先生のパターンだと、最終回前にまたいろいろ策があるかもしれないけど、とりあえず読ませていただきたい。

ノイズになるようなコメントはかなり消しているようだけど、それも、電車男がまとめサイトを経て成功したりしたような前例を見るまでもなく、ネット上の言説が信憑性を持ち、メジャーになるためには必要なことでもあるように思います。

つまらない飯の記録だけを載せたようなブログだとか、自分の家の手乗り文鳥の写真が何枚も並んだだけでおやすみなさいとか言ってるブログとか、ニュースを引用しただけで「続きを読む」をクリックするとブログランキングに飛ばされるようなクソブログとか、そういうものが溢れたこのブログ世界で、読み物としてここまでじっくり読ませてくれるものがあったというだけでぼくは素敵なことだと思っているし、かつて(2004年の12月頃)さんざん毛嫌いした人気ブログランキングだけど(参照リンク:[1][2][3][4][5][6]))、こういう読み物として良質なブログが上位に上がるということは、本当に大切なことだと思うし、実際そうなっているらしいという時点で、ちょっとランキング自体を見直したりもしたほどです(でも未だに内容もないのに「ポチッと」とか言ってるブログを見ると反吐が出ますが)。

内容がフィクションであれノンフィクションであれ(でもノンフィクションだったら本になった時点ですぐに訴えられるだろうな。そして柳なんとかさんの例なんかを考えると敗訴間違いなしだろうな)、そのへんのブログワールドと比較するまでもなく面白いし、それを否定するつもりはありません。
ついでに書いた人はかなり逆転裁判が好きそうな気もしますが、それは好感に結びつきこそすれ、批判するつもりなど微塵もありません。

もとは2ちゃんのどこかのスレ(http://www3.atwiki.jp/sare/pages/115.html まだ読んでないけど貼っておきます)にあった話らしいけど、これは2ちゃんから本になることを当初狙っていたということかな。ざっくり(10秒くらい)見た感じでも「・・・」の多様が特徴的でした。とはいえ、べつにこれだって悪い話ではありません。ブログが終わっても次は2ちゃんを見て楽しむことが出来ます。
それよりも、書籍化を狙っていくつかの方向から試して、そして実際に試行錯誤を経て本になってしまうというその行動と結果に、ある意味感動すらおぼえます。


離婚バトルのブログと、かつてテキストサイトブームの中で一大旋風を巻き起こしたヒカル先生。
これでまったくの別人だったら、離婚の人をかなりのシンパとして(いくらなんでも、まったくの偶然でここまでスタイルが似るってことは…)その気持ちの入り方だけでも敬意を表します。

もちろん、世の中には、池波正太郎を非常にリスペクトして、句読点の打ち方まで含めて、過剰なほどに池波正太郎のような文体で下町飯ブログをつけている人がいたりもしますから、まったく関係ない他人かもしれませんけどね。
…うん、彼等下町飯ブロガーを想起すると、その可能性もある気がしてきた。
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