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過去ログ掘り起こし。

アトムのアニメの感想です。
(2003/07/26)

『鉄腕アトム』#21「湖の怪物」の感想。)

なんか湖の怪獣とか探検家のおじさんとか出てた。
それと、ゴミの不法投棄。

結局、これまでも人間の罪業はスカンクが背負ってくれていたように、今回は三人組の小悪党のお姉さんが、アトムの未来においても発生する産業廃棄物の問題に関わる罪業を、すべて引き受けてくれました。

あちらの世界では、あんな小悪党がいくら捕まったりしたところで、誰も痛い思いをすることなく、ロボットと大量の産業廃棄物の上に築かれたクリーンルームの中で、人類の春が謳歌され続けるだろうし、現実のぼくらの世界でも、たとえばあれを子供にでも見せたところで、あいつら悪いね許せないねと無邪気に言いつつ自分たちはいくらでもゴミをぽい捨てするようなバカガキしか育ちようがない。

前回の、ドピンクのグロテスクな魚は、ひょっとしたら今回の水質汚染への伏線だったのかもしれないけれど(ありえないけどたとえばの話ね)、それがいくら描かれても、すべての業を金で背負う者がいる、それだけが、もったいない。

地球の中にゴミを捨て続けた楳図かずおの『14歳』における地球や、底なしの穴にみんなでゴミを投げ続けた星新一のショートショート(「おーい、でてこーい」だっけ?)など、数々のSFの末路を引くまでもなく、ぼくら人類に、その問題は還ってくるのに。

そういや、こないだやってた『ドラえもん』の未来でも、ごみはでっかい焼却炉で燃やしてたしな。ロボットまで燃やすって。リサイクルすらできないのかよ。

とかなんとか偉そうに言っているぼくだって、姿の見えない誰かに廃棄物や環境問題の罪業を押し付けながら、のんきにこんなサイトの更新とかやっている。今、こういう無駄なサイトを続けるだけで、どれだけぼくは…(省エネのため以下略)。



(2003/8/31)

『鉄腕アトム』#29「ウランと名探偵」の感想。)

ヒゲオヤジ再登場。
また今回も動物探しのお仕事中であります(注:前回登場した三つ目が出てくる話でも動物探しをしていました)。

ペット探しとかいうのは、一見大したこと無い探偵の象徴みたいな仕事だけど、実はこのアトムの世界では違うんじゃないでしょうか。

おそらくアトムの未来では、今回登場した三悪人がこないだ出たときにも少し書いたけど、生態系ってのがめちゃくちゃになっていて、グロテスクな魚とかそういうのはいるけど、愛玩動物として見られるようなものはほとんど存在せず、わずかに残った動物も政府によって厳重に管理されている(ウランとたわむれる野鳥も、一見自然の野鳥に見えて、実は人工的に管理された森において、きちんと保護された存在)。
そんな中で、ペットとして動物を飼うには、莫大な費用だとか社会的地位だとかが必要であり、カモの一羽であっても、それを飼うということは、現代は想像もつかないほどのものすごいステイタスとなっているのである。
それができない一般市民は、ダチョウロボットを飼うお茶の水博士の秘書のように、ロボット動物と暮らすのが関の山。

そんな社会の中で、生きたペットを探すことを依頼され続けているようなヒゲオヤジは、一見さえないようで、実はこの時代随一の腕利き探偵。多数の大金持ちを顧客として抱える名探偵なのである。

もうすぐこのアトムの世界は、アンドロイドが電気羊の夢を見るような荒廃した世界になり、アトムみたいな感情を持ったロボットはレプリカントとでも呼ばれるようになるのかもしれない。
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