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→[第一回]
○[1960年代後半:第一期:ウルトラマン:ウルトラセブン:ヒーローによる救済:「場」の怪獣:デウスエクスマキーナ]
その後、ついにウルトラマンというヒーローの出現をもって、破局や危機を寓話として背負った怪獣と、それに対峙してきた人類の関係は大きく変わり始める。

第一期シリーズと呼ばれる『ウルトラマン』『ウルトラセブン』においても、そこにある破局の身代わりとして、怪獣が出現することは少なからずあった。
そして、一度現れた問題=怪獣が、それをなんとか解決しようとする科学特捜隊や人間との間の葛藤を収めきれず、ついには大いなる破局を出現させる展開は、たしかに、人間と、そこにある破局との関係を的確に表現したパターンかもしれない。
しかし、現実とは違い、そこには、ウルトラマンがいた。

最終的にウルトラマンにより破局からの救済が与えられる展開は、たしかに、その瞬間の破局からは脱しているように見えるが、しかし、根本的な解決がなされたとは言いがたいその場しのぎの救済でしかなかった。
そしてあたかも永遠に回り続ける万華鏡のように、怪獣による破局とウルトラマンによる救済が繰り返し出現する

破局と救済は幾たびも繰り返されるが、人類の文明が、進歩すると同時に常に破局の可能性を伴っていることは、何ら変わっていない。そしてそれは、ウルトラマンの物語という大きな万華鏡に覆い隠されて見えなくなっていた。
ただ、そこに描かれた人間たちに、迫り来る破局に対峙する意思があったことは、見逃す事の出来ない事実である。
(万華鏡については別項を参照。破局や救済についても詳細は省略。)

[つづく]

→[第三回]
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