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昔、「神田の藪で蕎麦をたぐった」とか得意気に言っている人を見て、そういう、言葉に走って得意げになるのっていかがなものだろうか、と思った事があったけど(2~3年前だ)、恥ずかしながら先日、はじめてその神田の藪(かんだやぶそば)に行ったんですよ。
まあ、店の一本横の道はほぼ毎日通っていたんですが。

そしたら、なんちゅーか、あれ、ただの観光地じゃないですか。
 
浅草にある藪(並木のなんちゃら)は、近くに住んでいたから何度も行っていたのだけど、たしかにあそこもある意味観光地的とはいえ、まだあの店でたぐるたぐる言うんだったらわかる佇まいと店の在り様。

だけど、神田の藪って、入口は立派というか、ちょっと入りづらいくらいの威容なのだけど、一歩店内に入ると、ほんと、ただの観光地(いや、外観も含めて観光地か)。

下町フェチなタグラー(今考えた)が好みそうな「一人蕎麦屋で酒を嗜み、締めに蕎麦を食べよう(手繰ろう)としたらもう蕎麦が終わっていてトホホ」的なシチュエーションなんてこれっぽっちもありえない観光地。蕎麦がなくなっても解凍して持ってきてくれそうなくらいに観光地。

2~3年前にぼくが見かけた、「カンダのヤブでソバをタグッテ、ラクゴをききにいった」とか言ってた江戸ファンは、一体なにをたぐっていたんだろうか。


よく藪御三家とか三大藪とか言うけど、まあ、浅草の藪なら、そういうのがいてもおかしくないところはある。そんなの見た事ないけど。ひょっとしたら3年に1回くらいいるかもしれない。

だけど、神田の藪で、それはない。「たぐる」も、ちょっとない。

ちなみに御三家と呼ばれる残りのひとつ、上野の藪(池之端のなんちゃら)でも、ない。というかちょっと論外な感じはある。

まあ、藪とか御三家とか言っても、本当の蕎麦好きと自らを称する人々(ぼくは違うし、言うほど蕎麦好きでもないんですが)が蕎麦の名店を挙げたりするときにはほとんど名前も出てこない(ような気がする)ので、その時点で、観光地的価値しか無い気もしてはいたのですが。

まあ、でも、個人的感想としては、浅草の方の藪は、結構好きです。
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